心の病を見立てる法

心の病には誰もがなる可能性があります。 心の悩みや苦しみがつづくときは、見立てチェックを行い、早めに専門医にかかる必要があります。 心の病を4項目程度にまとめてみました。

うつ病

  1. ゆううつ
  2. おっくう
  3. 眠れない
  4. 食べられない
が2週以上つづくと、「うつ病」の可能性があります。 休養、一日一錠の新しいお薬、生活療法が有効です。

パニック症

どうかなってしまいそうな強い不安・恐怖におそわれ、動悸、呼吸が苦しい、発汗などの身体症状が一時的に出現します。 安定剤と「大丈夫、死んでいないですよ」という「保証」を与える精神療法が有効です。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

生命危機の場面にさらされた経験があるひとに、その時と同じ感覚がよみがえって、同じ強さの不安・恐怖にさらされます。 精神療法、薬物療法、EMDR法などが有効です。

適応障害

適応障害とは強いストレスにさらされて生じる心身の不調のことで、不眠、不安、抑うつ、焦燥、食欲不振、体の不調などの形をとり、どの精神疾患とも診断できない段階です。 早期の受診、精神療法、カウンセリング、休養、お薬、栄養補給が必要となります。

発達障害

  1. ボディランゲージができない
  2. コミュニケ-ションができない
  3. 分かち合いができない
  4. 友だちができない
  5. 特定の風変わりな行動にこだわる
  6. 幼稚園時代は一人遊び
などが当てはまる場合には、発達障害(自閉症スペクトラム障害)の可能性があります。 他の精神疾患を併発することがありますので、周囲の支えが必要になります。発達障害支援法による支援が受けられるようになりました。

ひきこもり

  1. 対人交流が(ほとんど)ない
  2. 就学・就労・訓練がない
  3. 自宅や自室を中心とした生活が6か月以上つづく
  4. ひとや社会に関心はあるが、動けないために対人不安やうつが強まる
以上のような状態を、ひきこもりといいます。 統合失調症のひきこもりと、そうでない社会的ひきこもりを区分することは、支援上の大切なポイントです。

統合失調症

統合失調症の発症は減少していますが、放置すると神経の回復が不可能になりますので、精神科治療が欠かせない病気です。大まかに分類しますと・・
  • 急性期・・・発症期
    1. 誰もいないのに声が聴こえる(幻聴)
    2. 嫌がらせをされていると確信する(被害妄想)
    3. 言動にまとまりがなくなる
    4. 激しく興奮することがある
  • 慢性期・・・進行したとき
    1. 自分と周囲に無関心になる
    2. 何もしなくなる
    3. 独語空笑がある
    4. 喜怒哀楽の感情がなくなる(以上は精神病性のひきこもりです)
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