アルコール予防

アルコールを利用する人は多く、アルコール依存症は誰でもなる病気です。 少量は百薬の長といわれましたが、日々3単位以上はハイリスク*となり、「晩酌」の習慣から依存症になってしまう人が多く見受けられます。まじめに働いた結果が依存症などの心身疾患の多発では、わりに合いません。 ハイリスクに移行したらどうするか。安全な飲酒に戻すか、それこそ止めてしまうか、対応の知識と経験を「アルコール予防外」で学ぶことができます。 依存症になってしまったらどうするか、その時の対応のしかた、完全断酒のしかたを学びます。断酒会、AAは「酒を止める生き方」のメッセージを語ってくれます。飲まない生き方は新しい生き方です。クリニックではそのお手伝いをいたします。

*ハイリスク飲酒:3単位(日本酒3杯orビール3本など)以上の習慣飲酒(晩酌)のことで、健康、社会生活、家庭生活に問題が出てくる。

アルコール依存症のチェック

  1. 飲みすぎ
  2. 罪悪感がある
  3. 朝から飲む
  4. 飲み方を注意される
以上の4項目のうち2つ以上当てはまる場合はアルコール依存症の可能性大です。 ガンマGTP300以上はすでにアルコール依存症です。アルコール依存症は二度と上手に飲めなくなる病であり、断酒しないと人生が破壊されます。予防外来をお勧めします。
当クリニックでは、
  1. 精神療法
  2. 薬物療法(レグテクト、シアナマイド)
  3. 断酒ミーティング(断酒会、AA)
  4. 家族会(Alfa会)
を行います。ミーティングは、ギャンブル、処方薬依存などの依存症にも有効です。
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